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遺伝子研究が加速 平均20%以上の体重減少する治療薬や細胞の機能を失わずに30才若返らせる遺伝子を特定

生命の設計図とも呼ばれるヒトの全遺伝情報(ゲノム)の概要が解読されて20年以上になる。遺伝子との関わりを解析することで肥満になる原因の特定と肥満症治療薬「チルゼパチド」の開発、英バブラハム研究所はヒトの皮膚細胞をiPS細胞で30年若返らせることに成功した。
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人の老化は徐々に変化するのではなく、階段状に変化する 34歳、60歳、78歳で急激に進む

年齢が高くなるにつれて体に様々な変化が出てくる。昔の人は「厄年」「黄帝内経」などで年齢の節目で起きる体の変化を表してきた。しかしスタンフォード大学の研究チームが、ヒトの血漿タンパク質を分析したところ、34歳、60歳、78歳で急激に老化が進むことが分かった。
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新型コロナウイルスが他のウイルスの作用を劇症化させている可能性も 次は欧米を中心に流行し始めた「アデノウイルス」

新型コロナウイルスが徐々に収束の兆しが見えてきたが、ヨーロッパ11か国とアメリカ1か国から、169例以上の急性小児肝炎の患者が報告された。その原因として新型コロナとアデノウイルスが同時に体内に存在することで劇症化させる可能性があることが疑われている。
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日常生活で3階以上の階段を利用して鍛えている人は、心房細動リスクが低下し心臓の動きが半分に落ちても助かる可能性が高くなる

3階以上の階まで階段で上る機会が多い人は、心房細動リスクが約3割低下することを国立循環器病研究センターが解明した。心房細動を発症すると死亡や寝たきり、脳梗塞の原因となる。また足の筋肉「ふくらはぎ」を鍛えたことで心房細動による死の淵から生還した選手もいる。
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新型コロナ新変異株「XE」は「BA.2」の9.8%感染力が強い 新変異株「XD」「XF」も続々と確認される

一時は下落傾向だった新規感染者数がこのところ上昇に転じている。BA.2の拡大が主な要因だが、海外では英を中心に感染力が強い新変異株「XE」の出現と更なる変異株「XD」「XF」も。これらに対応するためにもこどもや若年者の接種が望まれている。
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世界的な脱プラスチックの動きが加速 コンビニや外食産業で木製・竹製のスプーンやストロー、歯ブラシに転換

2015年に国連で採択されたSDGsをスタートに、日本でも2019年のプラスチック資源循環戦略の策定され脱プラスチックについて企業を中心に関心と脱プラスチックに向けた行動が始まっている。2022年4月1日からは従わない企業には罰金が科されることになった。
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iPS細胞を使った脊髄損傷患者へ臨床研究に「安全性の問題なし」との評価 4月に2例目を行う予定

2022年1月14日、慶応義塾大学の研究チームは、1例目のiPS細胞から作った細胞を脊髄損傷の患者に移植する世界初の手術を行い成功した。独立した専門家の委員会が現時点で安全性に問題はないと評価した。研究チームは、2例目の患者候補の受け付けを4月から始める。
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脳の萎縮が確認されている新型コロナを「2類相当」から「5類」になると個人の負担が増加する恐れが

新型コロナ第6波の新規感染者数が全国的に減少しているが今後も油断は禁物である。現在は「2類相当」のため私的な費用はかからないが、「5類」では「自己責任」が求められる。これまでの研究から脳の萎縮と記憶に関連する部分にダメージがある非常に厄介な病気であろう。
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5~11歳の小児接種が開始されたが努力義務適用外 接種量が少ないためか感染予防効果に疑問符が

オミクロン株の感染急拡大で、小児の感染者は急増している。2月26日からワクチンの5~11歳向け接種が一部自治体で始まったが有効成分量は12歳以上の3分の1の接種となる。しかし米NY州衛生当局が実施した調査で、12~17歳よりも予防効果が劣ることが分かった。
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様々な薬剤で新型コロナの封じ込め 強い薬剤でスーパー耐性菌の出現が今後懸念される

千葉大学病院と塩野義製薬は、新型コロナウイルスなどに対して鼻やのどの粘膜で免疫効果を発揮させる「粘膜ワクチン」の開発を共同で行うことを発表した。新しい薬を開発する一方、数多くの強い薬剤を使用し続けることで耐性菌を出現させる懸念が出ている。
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