これからは家電も運ぶUber Eats!早いが大丈夫なのか?

生活

外食産業のデリバリーに特化して始まったUber Eatsだが、外食以外の分野にも拡大しようとしている。家電量販店チェーンのエディオンは、フードデリバリーのUber Eatsを利用したデリバリーの実証実験を30日から開始すると発表した。エディオンのAKIBA(東京都千代田区)、道頓堀店、心斎橋店(いずれも大阪市中央区)の3店舗で開始し、サービスエリア内のオフィスや個人宅を対象に、家電、日用品、雑貨まで幅広い商品を届けるという。
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どんなものを配達するのか

Uber Eatsにとっては初の試みで、在宅勤務やリモートワークに役立つパソコン用マウスやイヤホンなどの周辺機器から、電池、電球、ヘアドライヤーや髭剃りといった生活必需品、体温計や血圧計などの健康管理器具、家飲みを楽しめるビールサーバーやホットプレートなどのキッチン家電などのニーズに対応した200点程度を配達する。ユーザーは料理を注文するのと同じように、Uber Eatsのスマートフォンアプリから商品を購入し、指定した場所に配送を依頼できる。


ネット通販より迅速に配達できる

指定場所に配達するのであればすでにネット通販がある。エディオンも自社でネッツ通販を行っているので余りメリットはなさそうだが、このサービスはうっかり補充を忘れてしまって急に必要になった消耗品や、突然故障すると仕事に支障が出る小物類などを、フードデリバリー並みの迅速さで届けてくれることが魅力であり、アマゾンプライムより早い可能性が高い。
自転車やバイクを使ったUber Eatsでの輸送に向かない商品もあるのではないか、配達で使うバックパックを「家電用」と「食品用」とできちんと区別するのかなど、どのようになるかは今の所不明。

Uber Eatsが外食以外のものを運ぶのはこれが初めてではない。すでに昨年11月からインテリアや雑貨の販売やコーディネートなどを手掛ける「フランフラン」も都内3店舗でUber Eatsを利用した宅配サービスを展開している。
どれほどの需要があるかは不明だが、「しまった、アレが無い、どうしよう!」ということが減少することは間違いない。

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