日本の“YAOI(やおい)”文化というのをご存じだろうか。これは1980〜90年代にかけて超人気少年漫画のキャラクターを模したパロディ作品や同人誌が盛んに制作され、その中に男性の熱い友情を“恋愛関係”に変換し、乙女の妄想をこれでもかと膨らませた作品群のことを“YAOI(やおい)”文化と呼んでいます。
「やおい」同人界での活躍でメジャーデビューを果たした現役漫画家も多数います。
現在では「やおい」ではなく「ボーイズラブ(BL)」の呼称のほうが一般的になっています。
そのBLドラマがコロナ禍でテレビの視聴が増えたことで人気を集め、タイBLドラマ『2gether』がツイッター世界トレンド1位を獲得し、13週連続で「#2gethertheSeries」が世界トレンド入りしました。さらに日本でもSNSを中心に話題を呼び、それまでYouTubeでファンが字幕を自作したり、WOWOWやCSのアジアドラマチックTVチャンネルで放送されたことで一般に知られることとなり。またNHKの「あさイチ」で取り上げられるなど一大ブームになっています。
6月4日には映画の公開もあり、今日(5月30日)からはテレ朝で地上波放送も。
女子にモテモテの大学生活を夢見ていたのに、オードリー・春日似の強引男子から迫られる主人公のタイン。そんなタインから“ニセ彼氏”役を頼まれる硬派でクールなイケメン、サワラット。強引男子から逃げるために偽装恋愛を企んだタインだがサラワットはそっけないそぶりをする。なぜならサラワットはタインことが好きだったのだ!!揺れ動くタインとサラワットの心、そして二人の関係は・・
「ボーイズラブ(BL)」が世界的に注目を集める理由を4つにまとめてみました。
2 LGBTなどの性的マイノリティに対して社会が受け入れられつつあることで、同性の恋愛模様を描かれることにハードル低くなってきている。
3 出演者が美形であり、腐女子のハートをわしづかみしている。またドラマの背景や流れがきめ細かく語られており、感情移入しやすい。
4 腐女子が妄想しているシチュエーションを映像化され毎回”胸キュン”シーンがある。究極の純愛がテーマであり「恋愛至上主義」ともいえる世界観で描かれている。
テレワークで家での仕事が増えている今、40代後半〜50代の腐女子が「楽しさ」と「癒し」を求めて眠れない夜が続く!?
参考
タイドラマ【 2gether 】日本公式サイト
https://www.c7-2gether.com/
【映画クリック】『2gether』全13話ネタバレあらすじ・キャスト・その後の展開
https://www.trivia-click.com/2gether/
タイBLドラマ『2gether』快進撃に元祖・腐女子が思うこと
https://friday.kodansha.co.jp/article/182834
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