“反ワクチン派”から意見変わったざわちん、2回目の接種を終了し「我が身になって考え後悔のない選択を」

健康

タレントのざわちん(小澤かおり)さんが8月23日、2回目の新型コロナワクチン接種を終えたことをInstagramのストーリーズで報告し、「今は若い子でも重症化してる人が多くなってきたのでみなさん、本当に気をつけて下さい」と呼びかけている。

“反ワクチン派”から意見変わった理由

以前は「反ワクチン派でしたけど」というざわちん。しかしイギリスにいる親戚がまさにワクチン打つ前と、ワクチン1回目終了後に2度コロナにかかってしまい、その大変さを聞いたことで考えを変えた。親戚曰く、「マッジで、ワクチン打つ前と打った後辛さが全然違うって言ってて、ワクチン打つ前は、本気で死ぬかもと思ったレベルで辛かったらしく フィリピン(国旗の絵文字)にいる親戚にもうちのママにも全員に最後の電話したレベルぐらい。でも ワクチン1回だけでも本当に全然良い効果を感じたようだよ」と英国在住の親戚からの言葉。確かに説得力ありますね。


デルタ株の強大な感染力と重症化リスク

東京都では98%以上がすでに変異株「デルタ株」に置き換わっている。これまでとは比較にならないほどのリスクを引き起こすと言われている。
まず感染力は従来の新型コロナウイルスのおよそ2倍、日本国内の感染拡大の第4波で広がったアルファ株の1.5倍。そのためデルタ株は日本国内でも国立感染症研究所が、VOC(懸念される変異株)に位置づけているほど。感染した場合に重症化しやすいかどうかについては各国で研究が進められている途中だが、WHOでは入院に至るリスクが高まっていると判断しているという。

その中でカナダのトロント大学のグループがまだ専門家の査読を受けていない段階ではあるが、2021年8月に示した研究では、20万人の新型コロナの患者を分析した結果、デルタ株は従来のウイルスなどに比べて入院するリスクが2.08倍ICU(集中治療室)が必要になるリスクが3.34倍死亡するリスクが2.32倍になっていたとしている。
またこの変異株「デルタ株」に罹るとウイルスに対抗するための「中和抗体」が少なくなるという。(WHOの実験室レベルの研究)そのため再度デルタ株に罹る率が上がってしまうという。

【既出記事】新型コロナワクチンを保留していた免疫学者が注射を打つ理由と重症化を促進する「感染増強抗体」の出現

副反応は中和抗体がしっかり出来ている証拠!?

中和抗体の副反応は人によってその痛みや倦怠感などの症状は大きく異なる。ざわちんは今月18日に自身のブログで、2回目のワクチン接種を報告。20日の投稿で「打った日は何ともなかったのですが 翌日起きたら身体が重く、その日夜には熱が38度超え。平熱が35度台のざわちんとしては結構キツかったです もちろん仕事はオフにしてずっと寝ていました」などと副反応についても記していた。



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【既出記事】世界で加速するモノクローナル抗体(中和抗体)の開発で新型コロナ変異ウイルスを撃退!
NHKが掲載している資料によると、

ファイザーのワクチンの主な副反応は
・うずくような痛み、とう痛が出た人が1回目の接種後は92.6%、2回目の接種後は89.5%
・けん怠感が出た人が1回目の接種後は23.2%、2回目の接種後は68.9%
・頭痛が1回目の接種後は21.4%、2回目の接種後は53.1%
・かゆみが1回目の接種後は8.0%、2回目の接種後は11.9%
・38度以上の発熱が1回目の接種後は0.9%、2回目の接種後は21.3%
などとなっている。

モデルナのワクチンでは、2回目の接種後に副反応が出る割合が多い。
・うずくような痛み、とう痛が出た人が1回目の接種後は86.5%、2回目の接種後は88.2%
・けん怠感が出た人は1回目の接種後は26.8%、2回目の接種後は83.9%
・頭痛が1回目の接種後は17.4%、2回目の接種後は67.6%
・かゆみが1回目の接種後は5.3%、2回目の接種後は13.7%
・38度以上の発熱が1回目の接種後は2.1%、2回目の接種後は61.9%
などとなっている。



心筋炎や心膜炎の疑いがあると報告された人(7月25日の時点)
ファイザーのワクチンが43人
モデルナが3人
いずれも100万人あたり1.1人の割合でした。

厚生労働省は「2種類のワクチンは接種している年齢が異なるため、単純な比較はできない」としたうえで、いずれも接種体制に影響を与える重大な懸念は現時点で認められないとして引き続き接種を進めていくとしている。またアメリカのCDC(疾病対策センター)によると、副反応は通常、接種後数日で消えるといい、ほとんどの人が2~3日で収まっている。

今はの感染者の多くは20代から40代

「今は若い子でも重症化してる人が多くなってきたので、皆さん、本当に気をつけてください」と呼びかけ。「ワクチンは毎年うつようなものだから効果は永遠ではないし みんなが言う何年後とかっていうのはないらしいです(らしい)」とつづっており、この投稿を受けてSNSやネットニュースのコメント欄に多数の書き込みがあった。
親戚の体験談を紹介したざわちんに対して「自分自身、親戚など身内の体験談を公表してくれるのは貴重だと思う。ワクチン打つかどうか、判断するのに参考になる」「こういうの発信してくれるのは素晴らしい!」との声もあがっている。



誰しも元の生活に早く戻りたいと思うが、今が踏ん張り時かも知れません。今は人との接触を避ける生活を優先すること。そして東京都に住んでいるなら渋谷に16~39歳対象のワクチン接種会場が8月27日~10月8日まで予約不要で開かれるので、積極的に参加する、などの自分に出来る事をやりませんか。
【東京都若者ワクチン接種センター】東京都、渋谷に16~39歳対象のワクチン接種会場。予約不要

【既出記事】塩野義製薬が初の純国産ワクチンの治療薬を今秋までに臨床試験を開始し年内供給目指している
参考
ざわちん“反ワクチン派”から接種へ きっかけの親戚コロナ体験談を紹介
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202108240000230.html
ざわちん2回目接種終了 「反ワクチン派でしたけど」親戚のコロナ感染体験で意識に変化
https://news.yahoo.co.jp/articles/7849209746682b4c54b255e21b3ae757633bd014
ざわちん「反ワクチン派でしたけど」親戚のエピソード紹介 「参考になる」「我が身になってみないと分からん」とネットで注目
https://www.iza.ne.jp/article/20210824-XJTB7YNMIFH5RLLKP6ZS6S6FMA/
ざわちん2回目接種終了 「反ワクチン派でしたけど」親戚のコロナ感染体験で意識に変化
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/08/24/kiji/20210824s00041000289000c.html
【NHK特設サイト】変異ウイルスの特徴・最新情報
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/newvariant/#mokuji0

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