カブス・鈴木誠也は天国と地獄を行ったり来たりしている。
4月はナ・リーグの月間最優秀新人に選ばれ幸先の良いスタートを切ったが、5月はストライクゾーンを通過していない球がストライクと判定されたケースがメジャー最多の24度に及び、調子が狂わされる災難に陥っている。
打率を改善し、リズムを戻すためにも果敢にも盗塁にチャレンジしたが負傷し、負傷者リスト(IL)入りしてしまった。
5月の低迷をはねのけるために努力を重ねていたセイヤだが、それは起こってしまった。
5月26日のシンシナティ・レッズ戦の3回、今季3つ目の盗塁を決めた鈴木。だが捕手の送球を避けようとベースに滑り込んだ際、左手薬指を突き指し、4回に途中交代を余儀なくされた。
骨には異常が認められないということだが、デービッド・ロス監督は鈴木の状態について「あまり良くない」とコメントしている。
それ以降は欠場が続き、日本時間5月31日、カブスはダブルヘッダー第1試合終了後に鈴木誠也を10日間の故障者リストに登録したという。
鈴木は日本時間5月27日のレッズ戦を最後に試合に出場していないため、故障者リスト入りはその翌日の日本時間5月28日に遡って適用されている。よって、戦列復帰は最短で日本時間6月7日ということになる。
デービッド・ロス監督が話しているように指の状態は余り良くないようである。それでも29日の試合前はグラウンドでキャッチボールをする姿も見られた。
デビッド・ロス監督は、「彼が『もう1本打とう、もう1本打とう』とかなり頑張っていたのを知っている」と評し、「彼はマシンの球を打とうとしたけどバレルからズレると振動で、かなり痛いようだ」と故障者リスト入りした理由を話している。
この際万全の体調になってから帰ってくることを願ってやまない。
参考
【MLB】カブス・鈴木誠也が10日間の故障者リスト入り 盗塁時に痛めた左手薬指の状態が回復せず
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e1756cee77c2c08ec394ae9989d5d9764a6595c
左手薬指突き指で鈴木誠也が負傷者リスト入り!指揮官が明かした状態は?「かなり頑張っていたのを知っている」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7330a8a84a85bfd942b3f8d3b3802e40c48212b2
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