プロ野球もシーズン終盤　まだ活躍できそうな選手にひときわ寒い”戦力外通告”という嵐が吹き荒れている

１位　ヤクルト
【選手】
中尾輝投手（27＝16年4位）→戦力外通告
歳内宏明投手（28＝11年2位で阪神）→戦力外通告
蔵本治孝投手（26＝18年3位）→戦力外通告
雄平外野手（37＝02年1位）→現役引退
バンデンハーク投手（36）→自由契約
◎中尾輝投手は救援として実績がある。2018年には54試合に登板、7勝3敗12ホールド、防御率3.50を残しチームの2位躍進に貢献した。今季は1軍登板がなく、2軍で16試合に投げ防御率5.79という成績だった。

５位　中日
【選手】
遠藤一星外野手（32＝14年7位）→戦力外通告
井領雅貴外野手（31＝14年6位）→戦力外通告
武田健吾外野手（27＝12年4位でオリックス）→戦力外通告
三ツ間卓也投手（29＝15年育成3位）→戦力外通告
ランディ・ロサリオ投手（27）→戦力外通告
丸山泰資投手（26＝16年6位）【育成】→戦力外通告
マイク・ガーバー外野手（29）→退団
山井大介投手（43＝01年6位）→現役引退
藤井淳志外野手（40＝05年大学・社会人3巡目）→現役引退
【スタッフ】
与田剛監督（55）→退任
◎三ツ間卓也投手は、BCリーグの武蔵で力をつけて2015年の育成ドラフト3位で中日に入団。1年目のオフに支配下登録され2017年には35試合に登板して2勝11ホールド、2019年にも29試合に登板して2勝4ホールド。今年は二軍でも29試合に登板し防御率は4.05。チームトップタイとなる5セーブをマーク。WHIPも0.98。
◎武田健吾外野手は、今年は打率1割台だったものの、シーズンを通じて一軍に帯同し、93試合に出場するなど貴重な戦力となっていた。オリックス時代の2017年には97試合に出場して61安打、打率.295であった。

１位　オリックス
【選手】
吉田一将投手（32＝13年1位）→戦力外通告→現役続行希望
荒西祐大投手（29＝18年3位）→戦力外通告→現役続行希望
飯田優也投手（30＝12年育成3位でソフトバンク）→戦力外通告→現役続行希望
榊原翼投手（23＝16年育成2位）→戦力外通告→育成契約打診の模様
鈴木優投手（24＝14年9位）→戦力外通告→現役続行希望
神戸文也投手（27＝16年育成3位）→戦力外通告→現役続行希望
稲富宏樹捕手（22＝17年育成1位）【育成】→戦力外通告→現役続行希望
古長拓内野手（27＝20年育成6位）【育成】→戦力外通告→未定
近藤大亮投手（30＝15年2位）【育成】→戦力外通告→育成再契約の見込み
東晃平投手（21＝17年育成2位）【育成】→戦力外通告→育成再契約の見込み
フェリペ捕手（22＝17年育成4位）【育成】→戦力外通告→現役続行希望
西浦颯大外野手（22＝17年6位）【育成】→現役引退
ロメロ外野手（33）→自由契約
ディクソン投手（36）→自由契約
◎吉田一将投手は、2013年のドラフト1位で入団すると、1年目には先発として5勝をマーク。2年目のシーズン途中から中継ぎに転向し2016年には5勝21ホールド、2018年にも3勝21ホールドとブルペン陣を支えた。今年は二軍でも防御率7点台と結果を残すことがでなかった。通算226試合に登板している実績は貴重。
◎飯田優也投手は、2012年の育成ドラフト3位でソフトバンクに入団。支配下入りした14年から4年続けて2桁の登板を記録した。2018年に阪神、2020年にオリックスに移籍すると出場機会を減らしたものの、今季2軍では26試合で防御率2.63。投球回以上の奪三振も記録している。
◎近藤は15年ドラフト2位で入団。救援で2017年から2019年には3年連続50試合登板とブルペンを支えた。しかし昨年右肘のトミー・ジョン手術を受け、今季は育成契約を結んでいた。

６位　日本ハム
【選手】
海老原一佳外野手（26＝18年育成1位）【育成】→戦力外通告→現役引退の意向
斎藤佑樹投手（33＝10年1位）→現役引退
【スタッフ】
栗山英樹監督（60）→退任