『関ジャム』で恒例の「売れっ子プロデューサーが選ぶ2020」の結果

1月17日放送の『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)にて、恒例企画「売れっ子プロデューサーが選ぶ2020・年間ベスト10」が発表された。この企画はブレイク前のあいみょん、Official髭男dism、King Gnu、miletらの楽曲がランクインして世に出るきっかけとなった。
今回は先週に続き、蔦谷好位置、いしわたり淳治、川谷絵音が2020年にリリースされた楽曲の中からセレクトした年間ベスト10の内、4位〜1位までのランキングを公開。

※結果

<川谷絵音が選ぶ2020年ベスト10>
1位 藤井風「罪の香り」
2位 ずっと真夜中でいいのに。「暗く黒く」
3位 yama「春を告げる」
4位 さとうもか「melt bitter」

 

<いしわたり淳治が選ぶ2020年ベスト10>
1位 YOASOBI「ハルジオン」
2位 藤井風「何なんw」
3位 MIZ「パレード」
4位 りりあ。「浮気されたけどまだ好きって曲。」

 

<蔦谷好位置が選ぶ2020年ベスト10>
1位 ROTH BART BARON「極彩 | I G L (S)」
2位 Tempalay「大東京万博」
3位 (sic)boy, KM「Heaven’s Drive feat.vividboooy」
4位 TENDRE「HOPE」



藤井風について
蔦谷が前週放送分の5位に「優しさ」、いしわたりが2位に「何なんw」、川谷が1位に「罪の香り」を選曲。3人が同一アーティストから選曲するのは企画が始まってから初だという。
川谷は一位に挙げた「罪の香り」について、「近年で一番衝撃を受けました。声良し曲良し歌詞良し、非の打ち所がない才人。サビのメロディ。これは思いつかない。〈おっと 罪の香り 抜き足差し足忍び足〉、“何だこの歌詞”みたいな……歌詞が難しくないのに思いつかないという一番出来ないことをやっている」とコメント。
いしわたりは一位にYOASOBIの「ハルジオン」を選出。「メロディやアレンジ、声の美しさはもちろん素晴らしいのですが、作詞家的に彼らに一番衝撃を受けたのは歌詞が小説とリンクしている点です。ひとつの小説にオートクチュールで歌を作るというこのスタイルは、これまでの多くの人に似合う既製品の服を作るような楽曲制作とは、全く別のベクトルの新しい“発明”だと思いました」とコメントしている。
蔦谷は2020年の世界情勢から生まれた“命の応援歌”として、一位にROTH BART BARONの「極彩 | I G L (S)」を選んだ。この曲に蔦谷は「2020年の幕開けはコロナウイルスにより、たくさんの命や価値が奪われ、私たちの日常を大きく変えてしまいました。そんな中、この曲は全ての祝われなかった命へのレクイエムであり、何があろうと圧倒的に生を肯定する応援歌に感じました。悲しみや不条理という現実と向き合いながら、全ての命に心の底から祝福を送っている三船雅也。これこそ音楽に出来る可能性であり、音楽家のあるべき姿だと思います」とコメント。

 

1月24日の放送には、すとぷり、さなり、山岸竜之介、TAKERU、よよかといった「令和世代の注目アーティスト」が登場。今後も『関ジャム 完全燃SHOW』から目を離せない日が続く。

(Real soundを要約)

 

Real sound
https://realsound.jp/2021/01/post-692457.html

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