ノルウェーのオスロで誕生したバンドの名は「メイヘム」。初期のブラック・メタルで、歴史にその名を刻んだバンドである。このバンドの悲劇の実話を映画化したのが、3月26日から公開される『ロード・オブ・カオス』。
あらすじ
バンドのリーダーは19歳のギタリスト「ユーロニモス」。彼を中心に集まったメンバーのコンセプトはサタニズム(悪魔崇拝)で、ライブではメンバーのデッドが自身の腕をナイフで切ってその血を観客にかけたり、豚の頭を投げ入れたりと、今では考えられないパフォーマンスを行い人々はその過激さに人気が沸騰した。
だが、死に取りつかれたデッドは自分の首を斬り、口にくわえたショットガンで自分の頭を吹き飛ばして死んだ。リーダーの「ユーロニモス」は、デッドの遺体の写真を撮り、頭蓋骨の破片で作ったペンダントを作り、悪魔崇拝の証しとしてメンバーに与えファンに宣伝する。
しかし経営するレコードショップに現れたヴァーグを気に入り、デッドの代わりにバンドのメンバーに加えるが、それが更なる悲劇の始まりとなる。そして「メイヘム」は悲劇的な結末へとなだれこんでゆく。
映画監督について
この映画を撮影した監督のジョナス・アカーランドは、「バソリー」の元ドラマーで、ローリング・ストーンズやマドンナ、ポール・マッカートニーらのMVも手掛ける有名監督だ。怖い映画を見たいならこれがおすすめ。もちろんR18+指定なので、その表現はかなり凄まじい。
あなたは最後まで見ることが出来るだろうか。
参考:
悪魔崇拝、メンバーの自死から悲劇的結末へ…伝説のブラック・メタルバンド「メイヘム」のおぞましい暗黒の歴史 26日公開『ロード・オブ・カオス』
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