細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』でYOASOBIの幾田りらがアニメ声優に挑戦!

2021年05月07日 、細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』(7月公開)の声優が発表され、あの“小説を音楽にするユニット”YOASOBIのボーカルikuraことシンガーソングライターの幾田りら(20)が、アニメ声優に本格挑戦し、素晴らしさで監督を驚かしている。

幾田りら、アニメ声優&本格的演技に初挑戦!

 

幾田りらはこれまでアニメ声優はおろか本格的な演技自体も行ったことはなかった。しかし、細田監督は「聞いたことのない声。活舌がとても良く、プロの声優のよう。初めてやるとは思えない!」と大絶賛。食事などの場面では、自ら”羊羹(ようかん)”を持参する工夫もするなど、その工夫と意欲に監督もたじたじとなる場面も。
幾田りらが担当するのは、すず=ベルの正体を唯一知るキーパーソンのヒロちゃん(別役弘香/べつやく・ひろか)役。主人公のすずを<U>へと誘い、歌姫・ベルとしてプロデュースするというとても重要な役割をしている。自身の持つふんわりとした優しいイメージとは正反対の毒舌冴えわたる女子高生を演じるなど、我々の知らない迫力の幾田りらを見られるチャンス。


幾田りらのコメント
・「私の演じるヒロちゃんは、喜怒哀楽が豊かなタイプで、一つのせりふの中だけでも、強弱や変化が多いので、声の高低差や言い回し、細かいニュアンスをつけるよう意識しました。どこかプロデューサー的な、放っておけないすずの手を引っ張っていくような女の子ですが、とにかくすずが大好きで、応援したくてという愛の部分が大きく、そこを真摯に表現したいと思いました」と、役作りについて語っている。
・収録を振り返り、「初めての声のお芝居でプレッシャーもありましたが、実際にアフレコが進んでいく中で、皆さんともコミュニケーションを取らせていただき、ヒロちゃんを通して私自身も成長させてもらえたのではないかと思います」という手応えも。
・「普段、音楽活動をしていてマイク前に立つことは多いですが、声優さんや俳優さんの方々と並んでやることはもちろん初めてで、同じマイク前でも今までとはまったく違う感覚でした。ブース内に一人ずつ仕切りがありましたが、それを飛び越えてくるような熱量を感じ、特に激しいシーンは、部屋全体の空気感のまま演じるように気を付けました」と、音楽のレコーディングとの違いも新鮮だったようだ。
・未だ謎に包まれているすず/ベル役の声優キャストと「初日から一緒で、一言目のせりふから『すずだ!』と思ったのが、印象に残っています。ベルの歌声も素晴らしくて鳥肌が立ち、ご本人の感情が高ぶって声に現れる感じが、マッチしていて、感動しました」と、明かしている。
・「監督の作品はどれも映像が美しく、今作でも<U>の世界や現実世界の風景も細かい所までとても美しく描かれているので、その絵の中で自分の声のキャラクターが動くと思うと感無量です。完成を楽しみにしています!」と、制作真っ只中の本作への期待を語っている。

『竜とそばかすの姫』予告1【2021年7月公開】



『竜とそばかすの姫』のエキストラシンガーを募集中!!

この作品のテーマは「歌」。そこで、細田作品としても初の試みとなる歌声のエキストラ出演=“エキストラシンガー”を大募集することになった。ある重要なシーンで、日本のみならず世界中から集まってくる大合唱を、主人公・歌姫ベルの歌声と重ねて、スクリーンに響き渡らせるという。募集する歌声のデモ音源として公開されたのは、未だ謎に包まれている歌姫・ベルによる「ラララ~」というメロディーのみの約30秒の音源。世代・国境・性別を超え、誰もが参加できるこのプロジェクトを通して、どのような歌声が届き、果たして劇中のどのようなシーンで、どのような楽曲として登場するのか、映画の公開を楽しみにしつつ、あなたも歌声で『竜とそばかすの姫』に参加しよう。参加希望者は5月31日までにプロジェクト応募方法にそってブログ最後にあるリンクをクリックしてみよう。

プロジェクト応募方法
STEP(1)エキストラシンガープロジェクト特設ページにアクセス
STEP(2)歌姫・ベルのデモ音源をチェック!
STEP(3)あなたの歌声をスマートフォンのボイスメモなどで録音!
STEP(4)応募フォームよりあなたの歌声をアップロード
STEP(5)「スタジオ地図」公式Twitterアカウントをフォロー
STEP(6)「#ベルと歌おう」をつけてTwitterへ投稿

細田守監督とは

日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画監督・細田守。『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』 (2000年)、『時をかける少女』(2006年)、『サマーウォーズ』(09年)、『おおかみこどもの雨と雪』(12年)、『バケモノの子』(15年)、そして、『未来のミライ』(18年)。過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、『未来のミライ』ではアニー賞受賞に米国アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされた。
細田守監督は約10年に1度インターネットの世界を舞台に作品を描いてきた。その中で10代の女子高生を主人公に、世界の片隅で自分を失ってしまった少女が開く新しい扉、未知との遭遇、そして成長していく姿を、監督ならではのリアル×ファンタジーを通じ描き出してきた。
本作について、細田監督は「“ずっと創りたいと思っていた映画”です」と明かし、「恋愛やアクション、サスペンスの要素もありつつ、一方で、生と死という本質的な大きなテーマもありエンタメ要素の高い映画になっていると思います」と語っている。


最新作『竜とそばかすの姫』とは

今作の主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すず。母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、幼い頃に母を亡くしたことをきっかけに歌うことができなくなっていた。心に大きな傷を抱えていたすずはある日、“もうひとつの現実”と呼ばれる、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>に「ベル」というアバターで参加することになり、秘めてきたその歌声であっという間に世界に注目される歌姫になっていく。
テーマは「歌」。そこで、細田作品としても初の試みとなる歌声のエキストラ出演=“エキストラシンガー”を大募集することになった。ある重要なシーンで、日本のみならず世界中から集まってくる大合唱を、主人公・歌姫ベルの歌声と重ねて、スクリーンに響き渡らせる。

参考
『竜とそばかすの姫』のエキストラシンガープロジェクト(募集)
https://ryu-to-sobakasu-no-hime-cp.com/
『竜とそばかすの姫』公式HP
https://ryu-to-sobakasu-no-hime.jp/
幾田りら、細田守監督『竜とそばかすの姫』でアニメ声優&本格的な演技初挑戦
https://www.agara.co.jp/article/122482
細田守監督『竜とそばかすの姫』“重要なシーン”で大合唱 エキストラシンガー募集
https://www.oricon.co.jp/news/2191371/full/
wiki 竜とそばかすの姫
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%9C%E3%81%A8%E3%81%9D%E3%81%B0%E3%81%8B%E3%81%99%E3%81%AE%E5%A7%AB

コメント

タイトルとURLをコピーしました