3大キャリアに挑む日本通信が熱い!月間20GB+70分/月の国内通話で1980円を実現

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MVNOの日本通信は2月18日、日本通信が提供する料金プランは「合理的20GBプラン」で、月額料金は1,980円(税抜)で、20GBのデータ通信と70分/月の無料通話が可能。

日本通信はプレスリリースにおいて「NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの新料金プランに対抗する」と表明し戦いを挑んでおり、その勢いは株価にも反映され、市場関係者や株主は期待を持って見守っている。(2/24現在)

日本通信の勢いは3大キャリアの上昇率を上回っている。




日本通信とは

日本通信株式会社(にほんつうしん、英語: Japan Communications Inc.)は、東京都港区に本社を置く、個人向けデータ通信事業、法人向けワイヤレスデータ通信を行う仮想移動体通信事業者(MVNO)で、主にb-mobileブランドを展開している。略称はJCI。2005年4月21日に東証1部上場の企業。はじめはウィルコムからPHS回線のリセール(回線領域買い取り)で事業を始め、MVNOとして日本では第一号の会社である。

日本通信を利用するメリットとデメリット
〇メリット
月間20GB+70分/月の国内通話で1980円を実現
②企業努力で音声回線レンタル料の原価ベースの卸料金で調達
ドコモの回線による安定した速度と接続エリア
④超過した場合の課金が低コスト!
最低利用期間とか解約金の縛りがない

何といっても月間20GB+70分/月の国内通話で1980円を実現していること。3大キャリアより1000円低価格を実現しているが、この価格を提供できたのは、2月2日にドコモと音声回線レンタル料の値下げ協議で合意したことで、音声通話サービスを原価ベースの卸料金で調達することが可能になったためである。またデジタル回線もドコモの回線を使っているため、安定した速度と接続エリアが広い。さらに、データ容量を超過した場合には、1GBにつき250円で追加でき、無料通話70分を超過した場合の通話料金は30秒あたり10円で、大手キャリアの半額となっている。

●デメリット
①送られてきたSIMを自分でセットしなくてはならない
店頭でのサポートはなく、自分で日本通信のHPやインターネットで調べる必要がある
③端末のセット購入や光回線とのセット割がない
今使用しているスマホを使う場合、スマホによっては使えないことがある
⑤ドコモ回線が混雑すると通信スピードが落ち、繋がりにくくなる

MVNOのドコモのahamoやauのpovo、ソフトバンクのLINEMO同様に、ネット申し込み・送られてきたSIMのセット・設定まで、自分でできる人が対象となる。ここが3大キャリアの家電量販店やショップに持っていくと対面で相談に乗ってくれるところとの大きな違いである。また大手のキャリアは、何らかのコラボ商品と抱き合わせで割引をするプランがあるが、日本通信の場合はない。低価格を実現するために、自前の回線を持たずドコモの回線をレンタルしている関係上、ドコモの回線が混み合ってくると通信スピードが落ちたり繋がりにくくなったりする。これはahamoも同様で、MVNOの宿命ともいえる。

※スマホの対応状況
ドコモ→そのまま使用可能
au→SIMロック解除を行うことで使用可能となる(auショップ/au Style・auスクエアのみ解除可能)
詳細→auサポート
ソフトバンク→SIMロック解除を行うことで使用可能となる
詳細→ソフトバンクサポート
Y!mobile→SIMロック解除を行うことで使用可能となる
詳細→Y!mobileサポート
UQ Mobile→Androidはそのまま使用可能、iPhoneはSIMロック解除を行うことで使用可能となる
詳細→UQ Mobileサポート
楽天モバイル→iPhoneはそのまま使用可能、AndroidはSIMロック解除せずに使用可能だが、機種によっては一部スマホの利用不可

日本通信代表取締役社長の福田尚久氏は、リリースで「6月30日に下された総務大臣裁定により、データ通信も音声通話も両方ともにMNOの原価ベースで調達できるようになるなど、政府・総務省が強力に進めるMVNO支援策のお陰で、MVNOが携帯料金の価格競争に正面から取り組める環境が整ってまいりました」と述べ、「MVNO代表企業としてその一翼を担う責任を意識し、お客様にとって真に合理的な携帯料金の提供に努めてまいります」とコメントしている。

ますます大手キャリアとMVNO各社との競争が激化することが予測されている。今後の動きにも注目していきたい。

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