カブス・鈴木はやっぱり凄かった 入団1ヶ月で4月の月間MVPに選出される

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大リーグ機構は5月2日、カブス・鈴木誠也がナショナルリーグの4月のMVP(月間最優秀新人)に選出!日本選手が選出されたのは、2018年の大谷翔平選手以来4年ぶり通算7人目。~拍手・・・

4月のMVP(月間最優秀新人)に選出

4月初めは日本野球と大リーグとの違いに苦慮していたが、目覚ましい適応力を発揮し、21試合出場し打率2割7分9厘、ホームラン4本、14打点、出塁率.405、OPS .967の成績を残し存在感を発揮している。
中でも大リーグ1年目ながら開幕から9試合連続ヒットをマーク、また4月11日~17日の間に6試合出場し、打率.412、3本塁打、5打点、主軸として活躍したことで、週間MVPも受賞している。



これまでMVPに選ばれたのは、

2001年 イチロー(4回)
2002年 石井一久
2003年 松井秀喜
2007年 岡島秀樹
2012年 ダルビッシュ有投手
2018年 大谷翔平投手(2回)
不安要因も

地元メディア『Bleacher Nation』のブレット・テイラー記者は、4月終了時点でのカブスに関するレポートを掲載。ノーヒットで終わる試合が目立ってきた鈴木(背番号27)について、「ホットなシーズンスタートを切る前から我々が話していた、“修正”段階に入っている」と分析し、「ど真ん中で見逃し三振を取られるのは本当に奇妙であり、それはすぐにやめなければならないだろう」と指摘。さらに、「これは必ず訪れるものだった」と続けると、「我々はそのために十分な忍耐力を持つつもりだ」と今後を見据えたコメントをしている。

野球小僧はこれからも成長する

広島カープ時代の同僚で、名助っ人としてファンに愛されるブラッド・エルドレッド氏(現・カープ駐米スカウト)が「誠也のスゴさをアメリカで知ってもらえてうれしい」と語った。
この中で「正直これほどすぐに結果を出すとは予想していませんでした。環境がまるで変わった中での新シーズンでしたから。とはいえ苦戦するイメージが湧かなかったのも事実。説明が難しいのですが、誠也のスイングは世界中どこの野球にも対応できると思っていたので。」とも。
違いの一つに「日本と違ってアメリカでは、ピッチャーに一定の静止時間がない。セットポジションからすぐに投げたり、相手のタイミングをずらすためにテンポを変えたり。「間」がない。」と語り、タイミングを取ることの難しさを上げた。



さらに広島カープ時代の鈴木について「野球に対してストイックな印象があります。今でも鮮明に覚えているのが、日南キャンプでひたすら素振りとティーバッティングをしている姿。手を見たら両手とも水ぶくれに覆われていた。やりすぎもよくないだろうと思って、「キャンプは長いから無理しないほうがいいんじゃないか」と言ったんです。だけど彼は「大丈夫です」と。それこそが彼のメンタリティなんだと思いました。あの努力が今の活躍を支えていると思うと感慨深いですね。」と話している。
現時点では、新人王最有力との声も上がっている鈴木だが、大リーグ生活は始まったばかりだ。今季はどのようなメジャー1年目となるか誰にもわからない。肌一つ言えることは今後も活躍してくれることは間違いないと思う。

参考
カブス鈴木誠也 4月の月間最優秀新人に 打率.279 HR4本 14打点
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220503/k10013609971000.html
鈴木誠也が「4月のオールスター」入り MLB公式が選出「思いがけない活躍だった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/69d3ae90b3fce5d6bca298ae98a36aea269776ca
【MLB】鈴木誠也、4月のナ・リーグ月間最優秀新人に選出 日本選手では大谷翔平以来7人目
https://news.yahoo.co.jp/articles/b405c3155c50650969d9ed78720ba08323ea3348
4月終盤に苦しんだ鈴木誠也は「“修正”段階に入っている」と地元メディア。見逃し三振には「本当に奇妙な感じだ」と厳しい指摘
https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=55487
愛され助っ人・エルドレッドが語る“鈴木誠也の衝撃”「両手とも水ぶくれに覆われていた」「セイヤに言葉の壁はない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c89d813a735a1a383cc70bffac0250b340c1cba4?page=1

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