放送作家の鈴木おさむ氏がSMAP解散の真相暴露 どうなるジャニーズ

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これまで数々の人気番組を手掛け、ジャニーズとも親交が深かった放送作家の鈴木おさむ氏が、「文芸春秋」2023年1月号でSMAPの解散の真相を小説形式で暴露し、音楽業界のみならず芸能界全体に激震を起こしている。

小説「20160118」

SMAP解散・・いまだ多くの人々に衝撃を与え世界的な騒動となったあの日のことが、「文芸春秋」2023年1月号の小説「20160118」に描かれている。
サブタイトルは「SMAPのいちばん長い日ーー“公開謝罪番組“担当の放送作家が描く崩壊と再生」、SMAP解散の様子を描いている。

フジテレビ系の人気番組『SMAP×SMAP』でのメンバー5人の生謝罪を中心に、その渦中にいた鈴木氏がドキュメンタリータッチで描いているもの。全体的にジャニーズ事務所の対応を批判的に描かれており、並々ならぬ覚悟で書いていることが伝わってくる。
作品中では、生謝罪の中で草強剛が「木村君が、ジャニーさんに謝る機会を設けてくれて僕たちは今ここに立ててます」と話すことになった経緯についても詳述され、「当初、別の謝罪シナリオが用意されていたものの、土壇場になって故・メリー喜多川副社長がひっくり返した」とあり、娘のジュリー氏の立場に立てば、『今になってなぜ暴露のような形をとるのか』と激怒するのは当然、だと大手芸能プロダクション幹部が語っている。

また今になって真相が明かされたことで、SMAPファンだけでなくキンブリファンの怒りの矛先もジャニーズ事務所に向かっており、「キンブリの5人がファンクラブ会貝向けに脱退・退所の報告とその理由を伝える動画を公開しましたが、脱退する3人のお辞儀の角度が他の2人よりも浅かったことから、ファンの間では3人は納君しないまま辞めることになったという疑問が・・」とも。
なぜ今これが語られるかは、芸能界でのジャニーズの立ち位置が大きく変動していることと無関係ではないだろう。

尾を引く副社長退社とキンプリメンバー退団

何といっても10月末にジャニーズを支えてきた滝沢氏の突然の退社には驚いた方も多かったのでは。ジャニー喜多川社長が亡くなって以来必死に事務所を支え若手の育成に励んでいた滝沢氏。今後も彼を中心にジャニーズが盛り返すものと思っていたからだ。

またキンプリの平野紫耀(25)、神宮寺勇太(25)、岸優太(27)の3人のグループ脱退と退所が発表された衝撃も大きかった。キンプリは永瀬廉(23)と高橋海人(23)の2人体制で存続するというが、一度入った亀裂(海外進出と国内活動)は少しづつ大きくなっていったのだろう。

アラ捜しをしても始まらない

今回の小説発表で大きな打撃を受ける可能性があるジャニーズ事務所。たしかにジャニー一家が社長となり代々経営しているためその発言力は大きく、その「体質」を問う声は日増しに強まっており、「ブラック企業批判」に発展するのではないだろうか。

ジャニーズ事務所はコンプライアンスの徹底に注力してきたのは周知の事実であり、「ブラック企業」という汚名扱いをされては、滝沢副社長を始めこれまで歴代の事務所関係者の努力が無に帰すことになりかねない。芸能プロ関係者によると「メリーさんのあとを継いだジュリー社長は、タッキー(滝沢秀明氏)やキンプリの騒動で一方的に悪者にされ、ショックを受けている。そこに輪をかけ、ブラック企業扱いされてはシャレにならない」とも話しているという。

SMAPやキンプリの脱退・解散は非常に残念なことではあるが、それぞれのメンバーが自分の道を歩んでいる今、今回のことが大きな騒動に発展しないことを願っている。
特にジャニーズ事務所には、将来有望なアクターの卵たちが数多く所属しており、この騒動でその子達の芽を摘むことになってはならない。
参考
鈴木おさむ氏が開けたパンドラの箱“SMAP解散の真相” ジャニーズに弓をひいた放送作家の覚悟
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca63ef6fd6e4a23d96da9eeca221d82ea8cc712e
SMAP解散の真相を暴露した鈴木おさむがジャニーズから敵認定&完全排除へ
http://www.johnnys-watcher.net/article/494894309.html
SMAP解散「暴露」小説の衝撃…鈴木おさむ、ジャニーズ&ジュリー社長と全面抗争か
https://biz-journal.jp/2022/12/post_329812.html
鈴木おさむ氏〝SMAP小説〟の威力 ジャニーズが恐れる「ブラック企業」批判
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd7876b97f059fedf7cfec0c79338ad3a424f824

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