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新型コロナの神経に与える影響を東京薬科大などが解析 ゲノム編集技術を応用して解明する

新型コロナが神経に与える影響を、東京薬科大学の研究チームがゲノム編集技術を使い、その機構を解明することができた。新型コロナの患者は永続的な機能障害となり慢性疾患へと移行することがあるが、この研究で重篤な神経症状の改善に関わる研究が促進させると期待されている。
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昆虫は注射1本、植物はスプレーで遺伝子改変が可能になる技術が確立される

ほとんど全ての生命はDNAゲノムをもち、遺伝子を組み替えることで病気の治療や収量をアップ図ることができる。日本の共同研究チームが昆虫の遺伝子を容易に改変できるゲノム編集技術を開発したり、スプレーで噴霧するだけで植物を一時的に改変する手法が開発された。
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老化のメカニズムの解析に成功 老化の進行を遅らせる薬が発表される日がすぐそこに

医療技術の発展により、これまで治らないと思われていた病気が治る病気となりつつあるが、有史以来「老化」だけは止めることができないと考えられてきた。しかし医学の進歩はこの壁さえも破ろうとしており、順天堂大学の研究チームは老化細胞除去ワクチンの開発に成功した。
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傷も自己修復する”生きた”皮膚で覆われた指型ロボットを東京大学が開発

東京大学が世界に先駆けて、人工培養された“生きた”皮膚で覆われた指型のロボットを開発することに成功した。論文が6月10日、科学誌「マター」に掲載される。今後高度な全身ロボット技術と人工皮膚・センサーが融合すると、ターミネーターの世界が実現するかもしれない。
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接種後に腕が腫れるなどの「モデルナアーム」症状が表れた女性が全体の20%超で、男性の4.3倍にも

モデルナ製ワクチンの有効期限切れが27市区、合計73万9085回分の廃棄されることが分かった。理由の一つに「モデルナアーム」と呼ばれる副反応が考えられている。ノババックス製ワクチンの人気が高まっており、副作用が少ないという情報がある。
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QRコードの進化が止まらない 高さ1/3の細長いQRコードやQRコードを活用した「新乗車券システム」などを開発

QRコードは日本で生まれたマトリックス型二次元コード。今では決済システムには欠かせない技術となっているが、5月25日には長方形型のQRコード「rMQRコード」に進化。さらに交通系ICカードの代わりにQRコードを基本とした新システムを導入する会社も現れている。
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ゾウは超低周波音、植物は匂いとRNA、キノコは電気信号、動物も植物もおしゃべり大好き

動物はコミュニケーションを取ることで、えさの在り処や仲間に危険を知らせている。近年の研究で鳴き方と行動でその意味が分かりつつある。象は10Hz前後の超低周波音を使って10km先の仲間と会話し、植物やキノコ類も様々な方法で周囲の仲間と会話している。
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遺伝子研究が加速 平均20%以上の体重減少する治療薬や細胞の機能を失わずに30才若返らせる遺伝子を特定

生命の設計図とも呼ばれるヒトの全遺伝情報(ゲノム)の概要が解読されて20年以上になる。遺伝子との関わりを解析することで肥満になる原因の特定と肥満症治療薬「チルゼパチド」の開発、英バブラハム研究所はヒトの皮膚細胞をiPS細胞で30年若返らせることに成功した。
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次世代の海水淡水化手法を東大が発表 逆浸透法より高速で淡水を生成できる

内面をフッ素で覆った微細なナノチューブの中に海水を通すことで、従来の逆浸透法より格段に淡水化スピードを向上させる手法を、東京大大学院工学系研究科の伊藤喜光准教授や院生の佐藤浩平さん(現東京工業大助教)らが開発し、5月13日付の米科学誌「サイエンス」に発表した。
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群馬大学がO157の毒素を多孔質炭素で無毒化することに成功 赤痢菌やコレラ菌にも応用可

群馬大学は5月6日、重度の食中毒を引き起こす腸管出血性大腸菌O157を、炭素を用いることで無毒化することに成功。これまでもO157のワクチン候補株の作製に成功している。多孔質炭素を用いたO157 感染症の新たな予防法、治療法の確立が期待されている。
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