これこそ「おもてなし」!五輪会場周辺のごみ拾いを黙々とと続ける人たち

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長いようで短かった東京オリンピック。賛否両論が噴出し、開催前のアンケートでは6割が「否定的」意見が大半を占め、「予定通り」の開催に賛成の割合は7.7%。しかし閉会式後に行われたアンケートでは約6割が「やってよかった」という「肯定的」意見に変わったそうです。選手の頑張りが人々の感動を呼び、大きな気持ちの変化を呼び覚ましたのでしょうね。

黙々とごみ拾いをする人々

今回のオリンピックは新型コロナ禍の中行われるという異例の開催となりました。そんなオリンピック開催中に東京・国立競技場周辺で、ごみ拾いを続けた人たちがいます。閉会式翌日の9日にも活動し、パラリンピック期間中も予定しているそうです。



コロナ禍という環境でも黙々と清掃する地元住民の胸中にあるのは、「各国の選手や関係者をきれいな街で迎えたい」という1964年東京五輪当時の人々の思いにも通じる、おもてなしです。また会場周辺には一目オリンピックの雰囲気を味わってみたいと、多くの人が集まり「密」状態になったようです。そのため会場周辺には多数のごみが落ちていることも・・

台風や炎天下にも負けず

8月9日午前8時過ぎに地域の住民30名が集まり、国立競技場近くの東京都渋谷区の道路沿いを清掃しました。この日で6回目のごみ拾い。競技場周辺には多くの人が集まったこともあり、住民たちは清掃エリアを広げ、1時間ほどの活動で45リットルのごみ袋5袋分のごみを拾いました。



ごみ拾いをしていると多くの方から感謝のことがをかけられるようで、「周辺にいるボランティアスタッフや組織委の人からは『元気をもらった』『本当にありがとう』という言葉を掛けてもらい、とても励みになる」とも話している。
次はパラリンピックが行われます。ごみ拾いなどの我々もできる「おもてなし」をしつつ、会場周辺への外出は控えるようにしていきたいものです。

参考
五輪中に「国立」周辺でごみ拾い 地元住民、進化の「おもてなし」
https://mainichi.jp/articles/20210808/k00/00m/040/309000c
五輪選手をおもてなし 国立競技場近くでごみ拾い
https://news.yahoo.co.jp/articles/7250a3b593d09b575a27fc8102e520bf5abd5a9f
東京オリンピック 開幕後に社会の意識に変化は?
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210805/k10013181731000.html
東京五輪「予定通り」7.7% 「中止」「延期」が半数超―国内企業
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021021500864&g=eco

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