いよいよ30日で緊急事態宣言解除へ 京都鉄道博物館に「きかんしゃトーマス」を展示&大井川鐵道を走る!

エンターテイメント

いよいよ待ちに待った緊急事態宣言が9月30日をもって解除の見込みです。それに伴って夜間の営業とお酒の提供が今までより少し延長されそうです。チョット安心ですね。詳しいことは28日の政府対策本部で決定することになっています。
しかしこの冬に第6波が来るようですのでコロナ前のように出来るのは少し先になりそうです。もう少し気を引き締めて、手洗いとうがい、マスクはこれまで通りしましょう。


「きかんしゃトーマスin京都鉄道博物館」

イギリスのウィルバート・オードリー牧師が1945年に創刊した『汽車のえほん』(原題:The Railway Series)が原作の「きかんしゃトーマス」が75周年を迎えました。
それを記念して京都鉄道博物館の扇形車庫に原寸大の「きかんしゃトーマス」が展示されます。
実際の機関車と同じサイズの言葉を話すトーマスが扇形車庫に現れ、「(汽笛)やあ、みんな!こんにちはー!!ボクはトーマス!」などと話しかけます。また、合わせて開催されている原画展では、約40点の絵本の原画や、アニメの撮影に使われた模型などが展示され、連日多くの家族連れが訪れ、トーマスと写真を撮り、楽しんでいるそうです。
原画展は11月13日まで。機関車トーマスの展示は来年1月10日までです。幼いときトーマスのオモチャで遊んだり、ビデオを見て楽しんだ人は逢いに行ってみてはどうでしょうか。そのスケール感に感動します。

走る「きかんしゃトーマス」

大井川鐵道には客車を牽引して走る「きかんしゃトーマス」がいます。
【既出記事】レトロな鉄道でぶらっとお出かけは「合格駅」と「門出駅」へ
トーマス号に乗るにはローソンチケットでの予約が必要です。興味のある方は大井川鐵道のホームページを参考にしてください。
大井川鐵道


トーマスが日本に来た理由

「きかんしゃトーマス」の発祥はイギリス。日本では1990年からテレビで放送され、大人から子どもまで人気が広がりました。当初は鉄道模型を動かしてそれを撮影していましたが、2014年以降はCG作品に変わりました。
CGに変わっても模型時代の雰囲気を残しつつ、リアリティを増しているその映像は大人が見ても面白く、興味深いですね。現在でもおもちゃやキャラクターグッズが大人気で売れています。題材が蒸気機関車などの鉄道風景なので、世界各地でトーマスをあしらった遊覧鉄道が造られました。
英国では旧国鉄の保存鉄道ウォータークレス線で、本物の蒸気機関車を改造したトーマスや仲間たちが走り、オーストラリアの観光鉄道ジグザグレイルウェイ米国はペンシルバニア州の観光鉄道ストラスバーグ・レイルロードにトーマスが元気よく走っています。
海外の「きかんしゃトーマス」たち



ではなぜ日本の大井川鐵道にトーマスがあるのでしょうか?

それは2010年に公開された劇場版『きかんしゃトーマス 伝説の英雄』の登場人物(機関車)に日本の蒸気機関車「ヒロ」が登場。この「ヒロ」は日本製という設定で、ソドー島に鉄道が建設されたときから働いていました。しかし映画では故障したまま、長い間放置されているのをトーマスと仲間たちが「ヒロを修理し、再び走らせよう」と奮闘します。そして「ヒロ」が日本に帰ることとなり、
【ヒ  ロ】「トーマスも日本に遊びに来いよ」
【トーマス】「必ず行くよ」
と約束します。つまりトーマスは約束通りヒロに会いに来て『きかんしゃトーマス 伝説の英雄』で約束された場面を再現しているのです。

「ヒロ」は現在、千頭駅構内で静態保存(稼働しない展示保存)して展示されています。
トーマスと日本との深い絆があるのですね。
緊急事態宣言が解除になったら日帰りで行ってみてはいかがですか。

参考
実物大きかんしゃトーマス登場 京都鉄道博
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cd1669a69546b29b6f6d8bd8d011da275fb5312
大井川鐵道に『きかんしゃトーマス』がやってきた本当の理由
https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/1407/04/news023.html
wiki きかんしゃトーマス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8D%E3%81%8B%E3%82%93%E3%81%97%E3%82%83%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B9

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