エンゼルスは何が何でも大谷を放出しない!? 投打二刀流の凄さ!!

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大谷翔平のバットから今日も快音が聞こえた。それも23号・24号の2発固め打ち!エンゼルスは大谷翔平を獲得してから球団の営業成績はうなぎ上りだ。エンゼルスのミナシアンGMは「大谷やトラウトだけのチームというわけではない」と否定するが、先発投手や守護神と呼ばれるほどの投手を放出してでも、来季の大谷の年俸を準備しているともいわれる。

今後の大谷のFA(フリーエージェント)に向け、エンゼルスの勝てるチームづくりが大谷の動向を決定するポイントとなろう。

104年ぶり偉業お預け、次回登板は8月9日(現地時間)

エンゼルス・大谷が8月3日(日本時間8月4日)、本拠地でのアスレチックス戦に「2番・投手、指名打者」でスタメン出場したが、7回2死走者なしの4打席目に代打を送られて途中交代した。
ネビン監督代行は試合後の会見で、右前腕の違和感で途中交代させたことを明らかにし、症状は軽症の見込みだという。この降板で10勝目を逃し、7敗目を喫した。



降板後大谷自身から4打席目の準備をしていく中で右前腕がつったような症状があったと明かし、「単純につりそうな感じ。足がつりそうな感じと一緒。中で打とうとしたときにつりそうになったので。いけそうではありましたけど大事を取って」と説明している。
次回登板は8月9日(日本時間8月10日)、敵地のアスレチックス戦に決まったことを、フィル・ネビン監督代行が明かし、この登板は104年ぶり偉業へ向けて4度目の挑戦となる。

大谷の右前腕部の違和感についてネビン監督代行は「私は彼と毎日話している。彼は大丈夫、プレーしたいと言っている。準備やケアの仕方を見ていると、スライダーを多く投げることだけでケガにつながるとは思わない」と話したという。
ここまで大谷は今季18試合で9勝7敗、防御率2・83。

エ軍オーナーがトレードのシナリオを拒否

ニューヨークポストのジョン・ヘイマン記者が8月4日(日本時間8月5日)、エンゼルスオーナーのアート・モレノオーナーに対し、ヤンキース、パドレスなど12球団ほどがトレードのシナリオを提示したが、オファーの内容を聞こうともせず、「トラウトとレンドンがケガをしている状況で、大谷をトレードすることはできない」などと話し合いにならなかったことを明かした。



ある球団の首脳は「大谷はあと14カ月でドアから出る(FA権を得る)。出たらもう戻ってこない」と予言し、MLB球界関係者からは「大谷は勝ちたがっている」と話す。
さらにエンゼルスは身動きできない状況にあるともいわれる。それはマイク・トラウトの契約には完全なノートレード条項、アンソニー・レンドンはケガに次ぐケガで二人のトレードは難しい。エンゼルスには彼らとの契約や状況が重くのしかかったうえ、大谷も調停権で、来季の年俸は現在の500万ドルからおそらく3500万ドルくらいまで跳ね上がるなど、難問が山積している。それゆえこのチームが近いうちに勝つのはとても難しくなっているとも。

ヘイマン記者は、「大谷の放出には多くの見返りが期待できる」「他球団の首脳たちとエンゼルスは、もっと真剣に考えるべき」と話した。

ミナシアンGM「大谷をトレードすることはできない」

大谷人気は想像以上だ。キャラクターグッズを発売すればものの数10分で売り切れになる商品も出ているという。また日本から連日観光客が入場し、日本企業からの広告オファーがひっきりなしの状態だともいわれている。



もちろん大谷の魅力にハマっているのは日本人だけでなくアメリカのファンも大盛り上がり。敵地の試合でも、対戦相手のファンでさえ大谷がホームランを打てば、大拍手が起きお祭り状態になる球場も多い。
だがエンゼルスのチーム内情は苦しく勝てない。連敗が続く中でも観客が入るのは、大谷をはじめトラウトなどのスター選手がいるからだろう。チームに魅力がなく勝てなければ、選手たちが移籍を考えるのは当然ではないか。

チーム低迷にフロントも悩み、エンゼルスのペリー・ミナシアンGMがやっと動き出した。8月2日(日本時間8月3日)、今オフに積極的な補強策に打って出る考えを示した。

まずトレード期間が終了した先発のシンダーガード投手、守護神イグレシアス、高額年俸選手などを放出し、5900万ドル強(約79億円)を“節約”(エンゼルス担当記者予想)。
この資金をもとに「オフに積極的に動くことを楽しみにしている」とミナシアンGMが語った。
これまでにミナシアンGMはマイク・トラウト外野手、大谷翔平投手の2人を中心としたチームづくりをしていく考えを公言している。



2023年オフにFAとなる大谷との契約延長には、メッツ・シャーザーの史上最高年俸4333万ドル(約58億円)を超えるとも言われる巨額資金が必要であり、さらに大谷を引き留めるためには「勝てるチーム」づくりが急務である。
ミナシアンGM自身もチームづくりの失敗を認めており、「オーナーはこのチームに間違いなく多くの投資をしてくれている。ロースター編成をもっと上手くやる必要が私にはあった。結局は私の責任だ。ショウヘイやマイク(トラウト)がいるが、2人だけのチームというわけではない」とも話している。

6月にはマドン監督を途中解任するなどチームづくりに着手しており、ミナシアンGMは「最終的にメジャーリーグとは“勝敗”で判断されるもの。私はそれを十分理解している」とも明かしている。
今後も大谷や彼の周囲の動向から目が離せない。
参考
エンゼルス・大谷翔平、途中交代は右前腕の違和感のため…ネビン監督代行明かす、軽症の見込み
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfec99cbef254e544c77a12def302532daab747d
エンゼルス・大谷 次回登板は10日敵地アスレチックス戦 監督代行が公表
https://news.yahoo.co.jp/articles/68e887493353ff4746bd659dfd5296492b747634
大谷翔平 次回登板は10日アスレチックス戦 104年ぶり偉業へ4度目の挑戦
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202208050000025.html
エンゼルス、79億円節約で大谷翔平と再契約? GMが積極補強を宣言「オフ楽しみ」
https://full-count.jp/2022/08/03/post1260621/
ニューヨークポスト記者が批判、大谷トレードに12球団ほどシナリオ提示もオーナーが聞く耳持たず
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/08/05/kiji/20220805s00001007156000c.html

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