Hey!Say!JUMP・八乙女光の「突発性難聴」は突然起こる難病 周りが早めに気づいてあげることが大切

健康

最近、新型コロナで休業する芸能人が多い中、心の病や難病のために活動を休止せざるを得ない人たちがいる。Hey!Say!JUMP・八乙女光の「突発性難聴」もその一人だ。周りが早く気づいてあげることが大事な難病。もしかしたら皆さんの近くにもいるかも。

突発性難聴で活動休止の八乙女光

Hey!Say!JUMP八乙女光が1月29日、NHKラジオ第1「らじらー!サタデー」に出演し、左耳の突発性難聴の治療に専念するため一定期間活動休止すると発表した。関係者によると入院はしない予定。4月上演予定の主演舞台「こどもの一生」は残念ながら降板となった。
番組終盤で「先月の12月に突発性難聴になってしまいました」と報告し、テレビの収録中にめまいと耳鳴りが起こりい、眠れないほどの耳鳴りが続いたため、病院に行き「突発性難聴」であると診断されたという。複数人がしゃべっている状況では誰が何を話しているのかわからなくなるなど、バラエティー番組や音楽活動への支障が出てきているとも話した。



回復状況や今後控えている仕事に万全の態勢で臨むため、この日の同番組をもって活動休止すると話し、「寂しい思いや悲しい思いをさせてしまうことはとても悔しいです」と心境を吐露した。さらに番組最後に「必ず元気な姿を見せたいですし、みんなにまた会いたいので、今は完治するお時間をください。待っててもらえるとうれしいです」とも呼び掛けた。

突発性難聴とは

1年に3万5000人ぐらいが発症する病気で、現在増加傾向にはあります。40~60代の働き盛りに多い病気で、若い人にも増えているという。この病気は、ある日突然耳が聞こえなくなったり、めまいが起こったりする病気で、その原因はよく分かっていない。原因の一つに、ストレスなど何らかの原因で血流障害が起き、耳の中にある有毛細胞と呼ばれる音の振動をキャッチする部分がダメージを受けることで発症する。

突発性難聴の前兆

突発性難聴の前兆として大きく5つあげられる。これらの前兆があった後に耳が聞こえにくくなった場合には、まず突発性難聴を疑う必要がある。

・耳の閉塞感(耳がつまっている感覚)がある
・聞こえがおかしい
・平衡感覚がおかしい(めまいがする)
・耳鳴りがする
・強いストレスを感じている




突発性難聴は、一刻も早く適切な治療を行うことが大切。なぜなら有毛細胞は一度壊れると二度と再生しないため、治療は早ければ早いほどいい。そのため周りが気づいてあげることが大事となる。聞こえや身体(特に耳)の感覚が普段と違うことがあれば、できれば48時間以内、遅くとも2週間以内には必ず耳鼻科で診察を受けることが大切となる。
さらに難聴の状態が片耳だけに起きやすいため、軽度の場合には本人が気づかないことがあるので注意が必要だ。

誰もが知るあの芸能人も・・

有名人でこれまで突発性難聴になった人には、

① Kinki Kids 堂本 剛
Kinki Kids の堂本 剛さんは、 2017 年のデビュー 20 周年の時に突発性難聴を発症した。大きな音が耳の中で響く音響障害に悩んだという。現在は日常生活を送れるまで回復し、今は後遺症を克服するために努力をしている。
② 相田 翔子
元 Wink の相田 翔子さんは、2020年に自身の難聴経験を公表している。25歳の時、歌番組のリハーサル後に控え室で突然、右耳から船の汽笛のような、立っていられないほどの耳鳴りがしたという。その後、病院で突発性難聴と診断され入院。治療を経て、奇跡的に聴力が回復した。
③ スガシカオ
歌手のスガシカオさんは、自身のオフィシャルブログ『コノユビトマレ』にて、2012 年に難聴と戦ったことを公表している。独立後の初めてのライブに向け、強く鼻をかんだり、大きな音でライブを行ったことで、疲労と身体的ストレスで右耳の聴力が落ちたと語った。耳鳴りや「ヒュンヒュン」という音に苦しむ中、すぐに治療に取り組んだことで何とかツアーを続けられたという。現在も右耳に聞こえづらさに苦しんでおり、早期の治療を行うことの大切さを感じているという。
④ サカナクション 山口 一郎
ロックバンド、サカナクションのボーカル山口 一郎さんは、2010年のツアー3日前に突然、めまいや耳鳴りが起き、突発性難聴と診断された。入院を勧められたが彼は「ここで延期したら(バンドが)終わるな。」と感じ、無理してツアーを敢行したため、現在は右耳の聴力のほとんどを失ったという。後に「今覚えば、本当に馬鹿だったが、無理をしてしまった。」と語っているという。

芸能界ではほかにも浜崎あゆみ、エレファントカシマシ宮本浩次らも過去に患っていることを明かしている。



Hey!Say!JUMP・八乙女光の復帰がいつになるかはわからないが、今は通院治療を行いながら、経過観察をしていき、11月14日のグループデビューから15年目の節目に向けて八乙女は「記念すべき日に戻ることを目標にして、完治に向けて治療に専念したいと思います」と語った。
公式サイトの発表の最後に「当面の間、Hey!Say!JUMPは7人での活動となりますが、これまでと変わらず温かく見守っていただけますと幸いでございます」と締められている。
今は治療に専念し、万全の体となって帰ってくることをファンや人々は待っている。今は焦らず体を休めて欲しい。

参考
早めに気付いて! 耳の不調(2) ストレスによる突発性難聴
https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/article/my-asa/kHAHtRbl9-.html
あの歌手や大統領も!実は難聴を抱えたことがある芸能人
https://able-hear.com/blogs/column/deafness-celebrities
突発性難聴
https://hochouki.soudan-anshin.com/cont/sudden-deafness/
Hey!Say!JUMP八乙女光 突発性難聴で活動休止 12月に耳鳴り
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202201290000634.html
ヘイセイ八乙女光、突発性難聴で休養へ ラジオで報告「耳鳴りとめまいが起きたのが始まり」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e2939e57f81bf755bdb6337537b39574982709f

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